再生医療はいわゆる化学化合物である“薬”ではなく、人が本来持っている“再生する力”を最大限に活用し​治療する医療です。
再生医療ではこれまで治療できなかった疾患を完治させた事例が数多く報告されています。
再生する力の源は“幹細胞”です。
​例えば受精卵に含まれる幹細胞は、骨や神経、臓器などに分化していき、人を構成していきます。
赤ん坊のころはこの幹細胞を多く持っていますが、年齢を重ねると幹細胞は数百分の１まで、減っていきます。それにより、各細胞は自己修復する能力が減り、老化が進んでいくことになります。
再生医療は脂肪などから採取した幹細胞を培養施設で増やし、再度自身に投与する治療方法です。